笑いは国境も越えると思った話

これぞ私

価値観って人それぞれだよね

こんにちは。ごんきちです。

私は常々思うのですが、人の価値観って本当に千差万別ですよね。

例えば、

・お金に対する考え方

・食の好み

・許容できる清潔感

・趣味

とか、挙げ出したらキリがない・・・。

こんな価値観が違うもの同士が、世の中で共存していて本当にすごいことだよな〜としみじみ思うのです。(その価値観がぶつかってしまった時に、最悪には戦争とかになってしまうのだろうけど・・・。)

私は他人を怒らせるのが苦手です。

というか、怒られるのが怖いのです。

なので、組織で働く際は常に、こんなことをエスパーのように考えていました。

この人は何を考えているのだろう。

この人の地雷ポイントはなんだろう。

考えれば考えるほど、もう心が疲弊していくんですよね・・・。

それでもぶつかってしまう時にはぶつかってしまうので、人間関係って本当に難しいなと30代後半というおっさんになった今でもしみじみと思うのです。

人種が違うとまして大変!

コロナ禍明けからは、日本は本当に外国人観光客が多くなりましたよね。

円安も相まって、インバウンドがどんどん加速していますが、国が異なればこれまたえらいこっちゃ!!

国が異なれば、文化も言葉も違うんだからコミュニケーションを取るのは日本人以上に大変だと思います。

観光業や宿泊業などで外国人と接する機会が多い方は本当にすごいなぁと尊敬です。

今年の初めころ、彼氏と一緒に京都・大阪旅行に行ったのです。

去年も京都には一緒に行ったのですが、まぁこれがすごい外国人の数!!!

清水寺なんてメジャーどころの観光地に行ったら、もう歩くのもやっとで観光なんてできたもんじゃなかったです。

遠い昔、私が高校生の時に修学旅行で行った清水寺の風景とはもう一変していてなんだか時代の流れを感じさせられた旅行でもありました。

USJはとっても満喫!!!(特に新エリアのドンキーコングが最高でした。)

↑もっと映える写真あっただろって感じですよね。笑

移動中に事件は起きた!

前置きが長くなってしまったのですが、そんな人の価値観も「笑い」は国境をも越えて通じるものがあるんだなと実感した出来事が旅行の移動の道中に起きたのです。

それは大阪から京都へ向かう電車内でした。

いわゆるボックス席?というのでしょうか。

向かい合って4人座れる座席のタイプに、「私と彼氏」が並んで座り、その向かいに向き合う形で東南アジア系の若い女性2人組(仮にA子とB子としましょうか。)と一緒になったんです。

我々はおっさんということもあり、座ったら各々ぼーっと窓の外の風景を眺めたり、スマホで漫画を読んだりのんびりモード。

一方、A子とB子はきゃっきゃっと私には分からない言語で会話を楽しんでいる様子でした。

その時です!!事件は起きました!!

何やら、A子とB子が騒ぎ始めたのです。

話している言語も分からないので、内容は不明ながらも焦っている様子は伝わってきました。

そしてA子が電車の窓を必死に開けようとし始めたのです。

その姿を見たB子は笑い出し、鼻を押さえる仕草を始めました。

B子の仕草にA子も吹き出し、笑いがお互いで連鎖していくようでした。

2人の様子を見て、普段鼻炎であまり匂いに敏感でない私は、クンクンと車内の匂いを嗅いでみました。

すると、

「くっくせええええ!!!!!!!」

と鼻の悪い私でもすぐにその異臭を察知しました。

その異臭は紛れもなく、あれです。

う⚪︎こ です。

焦りました。まさか周りの誰かが漏らしたのか?!

その時には彼氏はウトウトと夢の世界に行っていたので、慌てて肩を揺さぶって起こしました。

「ちょ、臭くない?!」(臭気の原因となる人が近くにいると可哀想なので、あくまで囁き女将のように彼氏に伝えました。笑)

彼氏も異臭に気がつき、そこから我々は異臭が気になってたまらなくなってしまいました。

すると、目の前のB子がある行動に出るのです。

電車はほぼ満員の状態だったのですが、B子はなんと

自身の隣に立っている人のお尻を嗅ぎ始めたのです!!

その光景を見た私と彼氏は完全にツボにハマってしまい、車内で爆笑を堪えられなくなりました。

声を出さずに笑うのに必死で、お互い滲み出る脇汗やら脂汗まみれです。

我々が異臭に気がついたことを察知したA子とB子は、お前らが犯人か?!と我々を疑うかのように今度は我々をクンクンと嗅ぎ始めました。

礼儀やマナーを重んじる日本人ならまずやらないであろうその突拍子もない行動に、これまたツボにハマった我々はもう笑いが止まりません。

犯人が我々ではないと察したのと、我々が異臭に気がつき笑っている姿を見て、A子とB子も完全に笑いのツボ入ったようでした。

「笑い」とは本当に不思議なもので、連鎖することってありますよね?笑

誰かが笑っているとこちらまで釣られて笑ってしまうことってあると思うんです。

それって、お互いのことを知っていたり、同じ価値観を持っているからこそ、起こるものなのかな、と私はそれまで思っていました。

でも違いました。

笑いに言葉も文化も人種も関係ないのだな

と思った瞬間でありました。

そこからはもう4人でずっと笑っていた気がします。

周りに臭気の原因となる方がいたのであれば、本当に悪いことをしたなぁと思うのですが、もう我々の笑いは止まらないのです。

10分後、京都駅に無事に到着し、

A子とB子は逃げるように猛ダッシュで車外に走って行きました。笑

その姿を見た我々はこれまた爆笑。

USJも京都観光も楽しかったけれど、この旅行の思い出は間違いなく、A子とB子の存在です。

会話をしたわけでもないのに、こんなにも思い出に残ることってあるんですね。

みんなで笑えば戦争なんて世の中からなくなるんじゃない?!

なーんて、ことまで考えさせられた出来事でした。(平和主義者)

プロフィール
執筆者
ごんきち

30代後半のゲイ。
地方公務員行政職を約10年経験後、転職して仕事を転々とする。
働くことは嫌いじゃないが、組織に属して生きていくことに違和感を抱き、思い切ってフリーランスに転身!
働くことへの価値観、自身のゲイの生き方など当ブログにて発信中!

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